【彼女の作り方】好きな人と付き合うための基本戦略





RYUです。

  • 気になる女の子がいたり、付き合いたいと思うことはある
  • 食事やデートに誘って、何度か2人で会ったことはあるけど、なかなか距離が縮まらない
  • そのうち相手のリアクションも悪くなってきて、疎遠になりフェードアウト
  • 過去を思い返してみると、だいたいこんなパターンになることが多い
  • 結局好きになった人とは、いつも付き合うことができずに終わってしまう

こういう悩みって多いんじゃないかと思います。

なんでそんなことがわかるかって?

昔の僕がそうだったからです。

好きな子からのリアクションが悪くなってきて、

「あ、これ脈ナシのやつだな」と察する瞬間。

あのイヤーな感じ。

人生で味わいたくない不快感ベスト5に入るんじゃないかと思います。

そこで今回は、気になる人との距離を縮めて、最終的には付き合うための基本戦略についてお話ししたいと思います。

この記事を見れば、今後どういった方針でアプローチをしていけばいいか、ある程度自分で考えられるようになります。

今回は「戦略」についての話がメインになるので、具体的なテクニックを期待している人にとっては、物足りない内容かもしれません。

しかし、この戦略や考え方を知ることなくテクニックに頼っていると、ほぼ間違いなく失敗します。

間違った地図を頼りにしていては、いつまでたっても目的地にはたどり着けません。

今回の話は、恋人作りの行動指針となる話ですので、しっかり押さえておきましょう。

偉そうに語っている私ですが、昔は全くモテませんでした。

めちゃくちゃ悔しかったので、徹底的に恋愛の勉強をしました。

心理学や脳科学などの、ありとあらゆる本を読み漁りました。

その甲斐もあって、少しずつ女性からポジティブな反応がもらえるようになりました。

そして、ある時期から、恋愛に関して悩むことは、ほぼなくなりました。

今は結婚もして、恋愛は卒業しました。

これから話す内容は、私が読んできた250冊以上の本から得た知識と経験に基づくものですので、結果はある程度 信用できるのではないかと思います。

【彼女の作り方】好きな人と付き合うための基本戦略

本題に入る前に質問があります。

想像してください。

あなたは、ずっと好きだった女性と付き合うことができました。

さあ、彼女とどんなことをしますか?

  • 待ち合わせをして食事行く
  • 他の人にはしないような悩みや本音などの深い話をする
  • 隣に座ってお互いに触れ合いながら話をする
  • お互いの家に行く
  • 手を繋ぐ
  • 腕を組む
  • ハグをする
  • キスをする

はいストップ。

付き合ったらしたいことってたくさんありますよね。

夢と妄想が膨らみます。

それ、全部やっちゃいましょう。

というのが今回のお話です。

好きな人と付き合うための基本戦略、それは、

好きな人にしかしないことをしてもらう。

これです。

なぜかというと、

人は、自分が何かしてあげた相手のことを好きになってしまう、という性質があるからです。

人は自分が何かしてあげた相手を好きになる

よくわからないと思いますので、説明します。

  • 大好きな人が困っていたら助けてあげたい
  • 恋人や友人のためについつい世話を焼いていまう

という人は多いのではないでしょうか。

は、大切な人に「何かしてあげたい」と思う生き物です。

「大切な人のために何かしてあげたい」

これについては異論はないでしょう。

  • 好きだから、助けてあげたい
  • 好きだから、喜ばせてあげたい

とても自然な、素敵な感情です。

ところが、この逆が成立してしまうのが、人間の心理のおもしろいところです。

人には、「自分が何かしてあげた人のことを好きになる」という性質があります。

好意というのは不思議なもので、一種の錯覚によって生じることもよくあります。

なぜ、何かをしてあげた側が好意を持つのかというと、

私たちの脳には、「矛盾した状態を嫌う」という性質があるからです。

「行動」や「事実」と「気持ち」との間に何らかの矛盾が生じたとき、私たちの脳はその矛盾を解消しようとするのです。

具体的な例を挙げて説明します。

女性があなたに手をつないで散歩をしたとします。

手をつなぐのって一般的に好きな人とすることですよね。

手をつないで散歩をしたという事実は、もう起こってしまったことですから、その事実は変えることはできません。

すると、脳はつじつまを合わせるために、「手をつないだ」という変えられない過去ではなく、自分の考え方のほうを変えようとするのです。

その結果、

「手をつないだのは、あなたのことが好きだからだ」

と考えるようになります。

心理学ではこのような心の変化のことを

「認知的不協和の解消」と呼びます。

この理論はアメリカの社会心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱されたものです。

「認知的不協和の解消」を一言でまとめると、

自分の行動と気持ちに矛盾が生じたとき、その矛盾を解消するために、考え方や行動を変えようとする心理の変化、のことです。

そういえば、昨日、嫁と、近所のスーパーにアイスを買いに行ったんですよ。

歩いて行けるくらいの距離だったんですけど、車で行きました。

で、無事、アイスを買って帰って来たときに嫁がボソっと一言、

「この距離だったら歩いていけば良かったね・・・あーでも歩いて帰ってたらアイス溶けるよね。やっぱ車で正解か」

って言ったんです。

これがまさに「認知的不協和の解消」です。

アイスを食べるんだったら、ダイエット的にも、健康的にも歩いて行ったほうが良いに決まっています。

でも、実際は車で行ってしまっていて、その事実を変えることはできない。

そこで「車で行かないとアイスが溶ける」という考え方を取り入れることによって、車で行ってしまったこととの矛盾を解消したわけです。

このように人間は、自分の中に生じた矛盾を解消するために、無意識で思考を書き換えているんです。

なぜ人は矛盾したことが嫌いなのか

ここまでの話を聞いて、

「そもそもなぜ人は、矛盾したことが嫌いなの?」

という疑問を持っているボーイもいるんじゃないかと思います。

知的好奇心が旺盛で素敵ですね。お答えします。

人間が矛盾を嫌う理由、それは、一貫性がなければ人間社会では信用されないからです。

一般的に、言うことと実際の行動が一致していない場合、

その人は支離滅裂、裏表がある、ひどくなると、頭がおかしいのではないか、

という評価を受けてしまいます。

こうなってしまっては、社会で生きていくことが、難しくなってしまいます。

一方で、一貫性のある人は、人格的にも知的にも優れている、と考えられるのが普通です。

一貫性を保たなくてはいけない、ということは人間の脳に深く刻み込まれている本能なのです。

でも実際の人間は一貫性のない存在です。矛盾した行動もたくさんします。

そこで、矛盾を抱えた脳が、不快感をなくすために、無意識に行われるのが、「認知的不協和の解消」なのです。

ここまでの話を超単純にまとめると、

  • 人は何かしてあげるとその人のことを好きになってしまう
  • 好きになってもらいたければ、好きな人にしかしないことをしてもらえ

ということです。

付き合うまでの3ステップ

ここまでの話を聞いて、

「認知的不協和の解消については、なんとなく理解したけど、具体的にどんなことをすればいいんですか?」

という疑問を持つボーイが多い思いますので、

ここからは、「認知的不協和の解消」の具体的な使い方について、お話ししたいと思います。

「認知的不協和の解消」を恋愛で応用するために大切なことは、

きちんと段階を踏んで、次のステップに進んでいくということです。

きちんと段階を踏まずに、早とちりをしてしまうと、相手が引いてしまってそこで試合終了になってしまうからです。

「はじめまして」と同時にハグをしてくる人がいたら、普通に怖いですよね。

付き合うまでの3ステップ

「認知的不協和の解消」を恋愛で応用するときのステップは、大きく3つに分けられます。

ステップ①相手にお願いごとをする・何かしてもらう

ステップ②親密な相手としかしないことをしてもらう

ステップ③恋人同士でしかしないことをしてもらう

1つずつ説明していきます。

ステップ①相手にお願い事をする・何かしてもらう

認知的不協和理論をもとに考えると、ふたりの仲を進展させるには、

「遠慮のしすぎ」は逆効果であることがわかるかと思います。

モテない男の特徴として、「相手の言いなり」というものが高確率で見られます。

過去の私もまさにこれでした。

  • プレゼントをする
  • お願いごとを聞く
  • 助けてあげる

やさしくしていれば、好意を持ってもらえると信じていました。

もうおわかりかと思いますが、優しくしたり、助けてあげることは、

相手に好きになってもらう行動ではなく、

自分が、相手のことを好きなのだと、自分の脳に教え込む行動です。

つまり、

好きになってもらいたければ、少しずつ小さなわがままやお願いごとをして、相手に頼るほうが良い

ということです。

ここからさらに踏み込んで考えると、

お願いごとをするよりさらに有効なのは、

相手が自発的にした行動である

ということがわかります。

なぜかというと

自ら進んでした行動には、「相手から頼まれたからやってあげた」という理由付けができません。

つまり、頼まれたわけでもないのに、自分が勝手にやってあげた。

という事実が残るということです。

こちらのほうが相手の好意を高めるの効果は強くなります。

ステップ②親密な相手にしかしないことをしてもらう

相手との距離を縮める効果が、さらに高いのがこの

親密な相手にしかしないことをしてもらうことです。

具体的な例を挙げると

  • 2人で食事に行く
  • 過去の恋愛話をする
  • 理想の恋愛・結婚について話す
  • 失敗談・恥ずかしかった体験を語る
  • コンプレックスについて話す
  • 重めの相談事をする
  • 夢や価値観を語る
  • 大切な思い出について話す
  • 秘密を共有する

挙げ始めるとキリがありませんが、

こういったことを、相手がするような流れに持っていけばいいということです。

深い話や自分の価値観に関わるようなことを話せる相手というのは、信頼の置ける人ですよね。

こういったことを自然にしてもらえるような関係になれば、ゴールはもうすぐそこです。

ステップ③恋人同士でしかしないことをしてもらう

最終ステップです。

恋人同士でしかしないことってどんなことがありますか?

  • 手をつなぐ
  • ハグをする
  • キスをする

と言ったところでしょう。

こういったことを、付き合う前にヤっちゃおう。って話です。

「付き合ってもないのに、そんなことするなんてよくない」

「不誠実だ」

「そんなのチャラ男がやることだ」

と思われますか?

そう思っているのだとしたら、あなたに彼女ができない原因はそこにあります。

あなたに彼女ができない原因それは、

誠実ぶって手を出していないからです。

付き合う前に恋人同士でしかしないことをする。

これが、「認知的不協和の解消」を恋愛に活用する最大のメリットです。

  • 手をつないだ
  • ハグをした
  • キスをした

恋人同士でしかしないことを、付き合う前の人としてしまったとき、

女性はどう考えるか?

男とキスをしてしまった場合、もしも相手の男のことを好きではなかったら、自分は好きでもない男とキスをする軽い女ということになってしまいます。

自分のことを軽い女とは絶対認めたくないので、女性は無意識に思考を書き換え始めます。

「お酒も入ってたし、いい雰囲気だったし、勢いでしちゃった感じけど、前からいいなぁって思ってたし、けっこうやさしいし・・・全然ありでしょ」

この思考の書き換えは無意識に行われるので、女性本人は気付いていません。

というか、絶対に認めないでしょう。

ただ、あくまでもこれは無意識の話なので、この話を人前でする必要はありません。

というか、こんな話を人前でしていたら、一発で「ゲス野郎」認定されます。

黙って実行しましょう。

ここまで話してきたことを段階を踏んで実行していけば、どこかの段階で、

「この子100%おれのこと好きだな」

とわかるときが来ます。

その時に告白をすれば、ほぼ間違いなく付き合えます。

もし、100%いけると思って告白したのに断られたら、君の脈アリ脈ナシを見極める基準は甘すぎた、ということです。

そこの意識を厳しめに修正して、次に活かしてください。

一応注意なのですが、絶対に手をつなげとか、キスをしろと言っているのではありません。

女性の中には

「付き合ってないのにそんなことする人とか無理。さようなら」

という人も多いと思います。

そういう人は真面目で誠実な女性だと思いますので、彼女にするならそういう人のほうが良いのではないかと、個人的には思います。

くれぐれも、相手の性格・考え方を考慮して、柔軟に対応しましょう。

まとめ

  • 好きな人と付き合うための基本戦略は、好きな人にしかしないことを、してもらうこと
  • 人は、好きな人には何かしてあげたいと考えるが、その逆も成り立ちます
  • つまり、人は何かしてあげると相手のことを好きになります
  • これを「認知的不協和の解消」といいます
  • 「認知的不協和の解消」を一言で説明すると、自分の行動と気持ちに矛盾が生じたとき、その矛盾を解消するために、考え方や行動を変えようとする心理の変化のことです
  • これを恋愛に応用するときは、段階を踏んで二人の関係を高いステップへ進めていく必要があります
  • そのためのステップは3つ
  • ステップ①相手にお願いごとをする・何かしてもらう
  • ステップ②親密な相手としかしないことをしてもらう
  • ステップ③恋人同士でしかしないことをしてもらう
  • 最終的に、「100%付き合える」と思ったときが告白のタイミングです。

おわりに

今回の話は

好きになってもらいたければ、好きな人にしかしないことをしてもらえ。

そして、ステップを踏んで関係を進めていこう。

という話でした。

とはいえ、関係を進めていくのは、それなりの勇気が必要になると思います。

でも、一歩を踏み出さなければ二人の関係は進んでいきません。

このときに覚えておいてほしいのは、

勇気を出して一歩踏み出すのは、いつも男からということ。

「こんなことしたら、嫌われるかもしれない」

「気持ち悪がられて、もう会ってもらえないかもしれない」

そんな思いを女の子にさせてはいけない。

こういうマインドセットで女の子と接することで、それが自然と相手にも伝わり、

君に対する「男らしくて頼もしい」という印象につながっていくんです。

自信を持っていきましょう。

今回の話は以上になります。

これからもブログやYouTubeで、恋愛や人間関係に関する本質的な考え方をお伝えしていきたいと思っています。

最後までご覧下さり誠にありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

RYU

参考書籍

なぜかまわりに助けられる人の心理術/DaiGo
LOVE理論/水野敬也

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