遠回りせず失恋から新しい恋に進む方法

失恋をして、人に話したり、ネットで検索などをすると、必ずと言っていいほど出てくるアドバイスとして、
「気持ちを切り替えて、新しい恋に進みましょう」
というものがあります。
失恋して絶賛落ち込み中の人にとっては、
「そんなのわかっとるわ」
「それができんから悩んどるんじゃい」
という感想しか出てこないアドバイスではないかと思います。
この記事では
- 失恋のつらさは新しい恋で癒せるか?
- 失恋して新しい恋に進みたいけど、タイミングはいつ頃がいいの?
- どうやって新しい恋を見つけたらいいかわからない
こういった疑問に答えていきたいと思います。
この記事を書いている私は、過去にモテなさすぎて数多くの失恋をしてきた経験があります。そのたびに恋愛マニュアル・心理学などの書籍を読み漁り、モテ研究のために読んだ本は100冊以上。徹底したモテ研究のおかげでいつの間にか恋愛で困ることはほぼなくなりました。今は結婚をして恋愛は卒業したので、過去の自分のように恋愛で悩んでいる人の助けになればと思い、このような記事を書いています。
失恋のつらさは新しい恋で癒せるが長続きしない
失恋をすると、身体の一部をもぎ取られたような苦しさを感じます。
失恋のつらさは、薬物依存者が薬物をやめたときに感じる禁断症状と同じレベルの苦しさを感じることがわかっています。
そう考えるとめちゃくちゃつらいというもの納得できます。
さて、本記事のテーマは「新しい恋」ですが、結論から言うと、
失恋のつらさは新しい恋で癒せますが、長続きしません。
失恋してつらさのどん底にいるときは、はっきり言って何やってもダメです。
いきなりきついこと言ってすみません。
なぜかというと、失恋してつらさのどん底にいるときというのは、自分に対する自信・自己評価が限りなく低くなっているからです。
男が女性にアプローチをするときに最も大切なもの。
それが自信だからです。
自信のない男というのは、「生物として弱い」と判断されてしまい、恋愛対象から一発で外されてしまいます。
加えて言うと、自信がないときには魅力的な女性にアプローチすることができません。
ちょっと、というかだいぶ言い方は悪いですが、そこそこの相手にしかアプローチできないんです。
低い自己評価の自分に釣り合う相手を選んでアプローチしてしまう可能性が高いのです。
そんなことをしても、「そのとき限り」「その場しのぎ」のような恋になる可能性が高いのです。
過去に私も、大好きな彼女と別れることになってしまったことがあります。
その時は未練たらたらの状態でした。
「できればまた付き合いたい」
「やり直すチャンスはないか」
そんなことばかり考えていました。
一方、相手はSNS上で他の男の人と楽しそうにしている。(いま思うと、別れたのに相手のSNS見るのはどうか思う・・・というかふつうにキモい)
そんな状態だったので、私の自信はガタ落ちでした。
そんなときに道を歩いていると、知り合いの女の子と会いました。
その流れで食事に行くことになりました。
誰でもいいから一緒にいてほしい、というくらい寂しいときだったので、人と一緒にいるだけで気が紛れました。
自己評価が低いときにありがちなこととして「惚れっぽくなる」というのがあります。
弱っていた私は、軽くその子のことを好きになっていました。
その後も僕の方から食事に誘って何度か2人で会うようになりました。
親密な話もするようになり、一気に仲良くなりました。
その子と仲良くなっていくことで失恋のつらさは薄れていき、それに伴って自信も回復していきました。
自信を取り戻して来ると、
これ、本当に失礼な話なんですけど、
その女性といても楽しくなくなってきたんですよね。
本当に自分勝手だなと思います。
その子といい感じになることで自信を取り戻すことはできましたが、自信を取り戻すとともにその子に対する興味もなくなっていったのです。
これは人としてダメだなと思いました。
手頃な人を見つけて利用している自分、というのが見えて自分のことが嫌いになりました。
失恋で自信を失っているときに、理想の相手と出会うのは難しいと思います。
なぜなら自己評価の低い自分と釣り合う相手を無意識に探してしまうからです。
新しい恋に進むべきタイミング
新しい恋に進むべきタイミングは、終わった恋をあきらめて受け入れることができたときです。
なぜかというと、過去の恋をあきらめきれていないときというのは、自信が回復していない段階だからです。
以前に、「絶望は4段階で受け入れる」という話をしました。
4段階というのは下記の図の通り

簡単に説明すると
- 「否認」・・・現状を受け入れられない段階
- 「怒り」・・・相手や状況に怒りを感じる段階
- 「諦めと受容」・・・現状を受け入れる段階
- 「希望」・・・未来に対して前向きになり希望を持っている段階
この4段階の前半2つ、「否認」「怒り」の段階にいるときは、まだ自信が十分に回復していないときです。
「諦めと受容」「希望」の段階に進むと徐々に自信を取り戻していきます。
新しい恋に進むべきタイミングとして理想なのは、「諦めと受容」「希望」の段階です。
過去の恋をあきらめられたタイミングでは、まだ完全には自信は回復していませんが、新しい恋に進むための行動をすることで「小さな希望」や「小さな成功体験」をすることができます。
例えば、かわいい女の子と出会うことにより「もしかしたら失恋した相手よりもっとかわいい子と付き合えるかもしれない」という希望を見つけることができるかもしれませんし、
美人と楽しく話すことにより「オレってイケてるかも」と感じるような成功体験を積み重ねることができます。
新しい恋に進むための行動には、自信の回復を早める力があるのです。
過去の恋愛にあきらめがついた段階で、新しい恋に進むための行動を始めましょう。
新しい恋を見つける方法
新しい恋を探すときにおすすめしたいことがあります。
それは、
手段を選ばず出会いの数を増やすことです。
出会いの数が多ければ多いほど、私たちは余裕を持って振る舞うことができます。さらに、男は経験値を積めば積むほど、魅力を増していきます。
このことについては過去に記事で書いているのでそちらをご参照ください。
ここからは過去に私が思いつく限りの試した、出会いのパターンの中から押す勧めを紹介します。
①ナンパ
こいつまじかよ。いきなりナンパってハードル高すぎんだろ。
と思われた方が大半ではないかと思います。
僕もそう思います。
それでもナンパをおすすめするには、それなりのメリットがあるからです。
- 出会いを無限に作り出せる
- 自分が選んだ女性と知り合える
- ナンパ以外の出会いがイージーモードになる
- コスパ最強
などなどありますが、ナンパをする最大のメリットは、
「出会いを自分で自由に作り出すことができる」という自信が手に入ることです。
ナンパをしたことがない人は、経験としてやってみることをおすすめします。
とはいえ、いきなりナンパをしようと言われても、できるわけないじゃんと思われるかと思います。
私は以前、失恋をしたあとこの本を読んでナンパを始めたという経験があります。
この本は、ナンパに対するハードルを限りなく下げてくれました。
実際のナンパ中に行われる「会話」とその「解説」という構成になっており、
読んでいるだけなのに、実際のナンパを近くで見ているような感覚になります。
そのため、自動的に頭の中でナンパのイメージトレーニングをすることができ、
「こんなのでいいなら、オレでもできるかも」
「楽しそうだし、やってみるか」
と思うようになりました。
ちなみにですが、私はこの本を読んですぐに高校時代の友人に連絡を取りました。
そしてこの本を紹介して、一緒にナンパをしようと提案しました。
1週間後に、友人と一緒に人生で初めてナンパをしたのですが、
その日は1日で5組に声をかけました。
1日で5人って少ないと思われるかもしれませんが、
それは5人中3人を連れ出すことに成功したからです。
1人目は居酒屋に、2人目はスタバに、3人目はカラオケに一緒に行きました。
連れ出した3人とは全員連絡先を交換しています。
その経験から、「女性は星の数ほどいる」というのはあながち間違っていないなと思いました。
ナンパのきっかけを作ってくれたこの本には本当に感謝しています。
②マッチングアプリ
「そうは言ってもボクにはナンパは無理っす」
という人におすすめしたいのはマッチングアプリです。
現代において最も効率よく出会いを増やすツールは、マッチングアプリであると私は考えています。
なぜなら、飲み会の参加費ほどの月額で、他の出会いの場では比べ物にならないほど多くの女性の中から、好みの女性を選んでアプローチすることができるからです。
しかも全員彼氏募集中です。これは大きいと思います。
普通の出会いであれば
- 彼氏はいるか?
- 彼氏募集中か?
- 募集中でなければその気になってもらう
- そんなところから始めなければ行けないところを、
といったところから始めなければなりませんが、こういったプロセスをマッチングアプリは省略して、
彼氏欲しいモードの女性のみと知り合うことができるのです。
はっきり言って、イージーすぎるゲームです。
とはいえ、マッチングアプリに対して不安を抱く人は多いと思います。
「マッチングアプリ」とか言っていますが、ぶっちゃけ「出会い系サイト」ですからね。
「出会い系サイト」と呼ぶのをやめて、「これはアプリだから」と言い張ることによって、利用者の参加のハードルを下げているだけですからね。
マーケティングってこういうことを言うんだなと感心しています。
しかし、ですよ。
マッチングアプリが彼氏欲しいモードの女性と知り合うのに役立つツールであることは間違いありません。
私は友人に勧められて1ヶ月だけやってみたことがあるのですが、
その間に7人の女性と実際に会い、そのうちの1人と付き合うことになりました。
彼女ができたので1ヶ月で退会しました。
断言します。マッチングアプリはいい女性と出会える確率が高いです。
私が使ったのは、マッチングアプリの中で利用者数が最も多く、たぶん一番メジャーなペアーズというサイトです。
始める前は身バレしないかな?とか不安だったのですが、そこは大丈夫でした。
- 実名ではなくニックネームで活動できる
- フェイスブックには一切表示されない
- フェイスブックの友達がやっていてもお互いに表示されない
などの仕組みがあるからです。
あ、でも、ペアーズの女性リストの中に得意先の受付の人が出てきたときは、冷や汗が出ました。(そっとブロックしました)
マッチングサイトは出会いの数を増やすという意味ではおすすめです。
同じ金額を払って
- 合コンに行くのか
- 合コン相手と同人数またはそれ以上の女性と2人で直接会うのか
どちらを選ぶかはあなたの好み・自由だと思います。
正直な話、ここまでの話は私の偏見に満ちた話だったと思います。
私は、出会いはどんなカタチでもいいと思っています。
大切なのは出会いのあとにどんな関係を作っていくかだと思いますので。
カタチにこだわらず出会いの手段を増やせ
これが私が最も伝えたいことです。
おわりに
今回の話をまとめます。
- 失恋のつらさは新しい恋で癒せるが、その恋は長続きしない
- 新しい恋に進むべきタイミングは、過去の恋愛をあきらめて受け入れたとき
- 新しい恋を見つけるためには、手段を選ばず出会いの数を増やすこと
- おすすめはナンパとマッチングアプリ
失恋はつらいものですが、いつか必ず乗り越えられるときが来ます。
失恋というのは、つらさのどん底にいるときは未来に希望が持てません。
しかし、
あとになって振り返ってみるといい思い出になったり、
あの失恋があったからこそこの人と出会えた、と思えるような出会いがいつか必ず来ます。
失恋をつらい記憶のまま終わらせるか、あの失恋は必要だったと思えるかは、これからのあなたの行動次第です。
健闘を祈ります。
最後までご覧下さり誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
RYU